<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 秋遊原上>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 秋原上に遊ふ>
<BookPage: 170-172>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
七月行已半，
早涼天氣清。
清晨起巾櫛，
徐步出柴荆。
露杖筇竹冷，
風襟越蕉輕。
閑攜弟姪輩，
同上秋原行。
新棗未全赤，
晚瓜有餘馨。
依依田家叟，
設此相逢迎。
自我到此村，
往來白髮生。
村中相識久，
老幼皆有情。
留連向暮歸，
樹樹風蟬聲。
是時新雨足，
禾黍夾道青。
見此令人飽，
何必待西成。
<End Poem>
<Translation>
七月ももう半分すぎた、朝のまは涼しく空もすんでいる。このすがすがしい朝に起きて髪をくしけずり頭巾をつけ、ゆっくりと柴の戸を出る。露にぬれてひやっとする竹の杖をもち、越から出る軽い芭熱のを着ている。ひまなので弟やおいたちをつれ、いっしょに秋の高原にのぼってゆく。ナッメは新坐りでまだまっ赤ではなく、おくれの瓜はまだ香気がある。ありがたい人だ、農家の老人がこのナッメや瓜を出して迎えてくれる。 わたしはこの村に来てから、この人たちと往来してシラガもはえた。しりあいになって久しい人も村にいて、老人も子どももみな情が厚い。永居してゆうがたに帰って来ると、どの木にもヒグラッが鳴く。ことしは初秋の雨が十分で、穀草は道の両がわに青々としている。収穫の時をまたないでも、これを見ると心が満ちたりる。
<End Translation>
<Formatted Translation>
七月ももう半分すぎた、朝のまは涼しく空もすんでいる。
このすがすがしい朝に起きて髪をくしけずり頭巾をつけ、ゆっくりと柴の戸を出る。
露にぬれてひやっとする竹の杖をもち、越から出る軽い芭熱のを着ている。
ひまなので弟やおいたちをつれ、いっしょに秋の高原にのぼってゆく。
ナッメは新坐りでまだまっ赤ではなく、おくれの瓜はまだ香気がある。
ありがたい人だ、農家の老人がこのナッメや瓜を出して迎えてくれる。
わたしはこの村に来てから、この人たちと往来してシラガもはえた。
しりあいになって久しい人も村にいて、老人も子どももみな情が厚い。
永居してゆうがたに帰って来ると、どの木にもヒグラッが鳴く。
ことしは初秋の雨が十分で、穀草は道の両がわに青々としている。
収穫の時をまたないでも、これを見ると心が満ちたりる。
<End Formatted Translation>